パソコンでファクシミリを利用できれば、すごく便利になる。そのような感覚が、一昔前にはあったように思いますが、その後どうなのでしょうか。
個人的な話に限って言えば、パソコンでのFAXの利用は全くありません。なにしろ個人的な情報の連絡は、すでにメールに移行していますので、やはり企業間でのやりとりやメールの送受信ができない方を対象としたサービスということになるのでしょうか。
また、勤め先においても、パソコンの利用形態から考えても、ファックスの送受信のデジタル化が行われてもいいはずなのですが、いまだにファックス機の原稿台に、わざわざパソコンからプリンタしたものとしてセットして送信しています。複合機を導入できればいいのかも知れませんが、費用対効果から考えて見送っているものと思います。
受信に限定していれば、D FAX(d ファックス)というサービスを使えば、パソコンで、メールを使うことにはなりますが、無料でファクシミリの受信は行えます。しかし送信に関しては割高なため、おもにSOHOや自営業などの小規模な方向けのサービスのように思えます。
もっと高度な利用には、専用ソフトの「まい とーく fax」を利用すれば、パソコンでファクシミリをフルデジタルで行なえます。
また、コストを抑えたければ、その他のソフトを利用を十分検討する余地があると思います。
STARFAX13というソフトには、スーパーG3モデムパックというお買い得パッケージがあり、ファックスモデム(fax modem)が割安でセットになっているので、ADSLや光ファイバーなどのIP回線が導入できない場合には重宝すると思います。
そのほかにもフリーのFAXソフトが出ていますので、次回はそれらの情報をお届けしたいと思います。